Entr'acteを全宇宙に発信する会

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Entr'acteを全宇宙に発信する会について

はじめまして、「Entr'acteを全宇宙に発信する会」です。かねてより、構想は温めておりましたが、秋も深まっていく中、新たに活動を始めることとなりました。

当サークルは、名目上、エクスペリメンタル・ミュージックを中心に扱うベルギーのレーベル、「Entr'acte」の非公式ファン・サークルとして、設立されたものです。


Entr'acteは、ロンドン出身のグラフィックデザイナーであり、タイポグラファーのAllon Kayeによって1999年に設立されたベルギー・アントワープ拠点のレーベルで、最近は、大阪のinframince_incでの展示、インパートメントとパララックスレコードの共同設立によるスローダウン Recordsからの日本盤のリリース、また、先日には、Nyantoraスーパーカーのナカコーによるユニット)とduenn氏の作品をリリースするなど、日本のシーンとの交流も深まってきています。

レーベルに所属する有名な作家を挙げると、Senufo Editionsを主宰するギタリストにして作曲家のGiuseppe IelasiターンテーブリストのJoke LanzによるSudden InfantFennesz大友良英のコラボレーターであるフランスのアーティスト、eRikmなど、電子音楽やエクスペリメンタルなどに類する音楽を聴くリスナーには馴染み深いアーティストも名を連ねています。

バンドキャンプもデジタル配信は無し、真空パック・ジャケットでのCDのリリース、ジャケットアートワークも実際に手に取ってみるまで分からないことも多いなど、心意気を感じると同時にミステリアスな雰囲気も持っているレーベルです。

さて、当サークルの活動内容ですが、その意図は主に「リスナー」として、このEntr'acteを中心とした様々なレーベル(Editions Mego、Touchなど)の音楽に触れ、電子音楽やエクスペリメンタルへの知見を深めていくことにもあります。

「Entr'acteを全宇宙に発信する会」は、リスナー主体の集まりであり、Entr'acteを中心としたエクスペリメンタル・ミュージックへの理解を深めていくことを目的とするため、楽器を実際に演奏する技術は必ずしも必要ありません。そして、Entr'acteを知っていることも前提としません。

ただ、純粋にエクスペリメンタル・ミュージックに関心があり、知りたいという気持ちさえあれば、国籍や性別、年齢、所属に関係なく参加していただけます。

急速に多様化やシーンの変化、新規参入が進むエクストリームなエクスペリメンタル・ミュージックのフィールドにて、その全貌を把握することは非常に困難を極めます。ですから、様々な人に参加していただき、お互いの知識を共有し合って、Entr'acteを始めとするエクスペリメンタルの音楽や理念などへの知見や理解を深めていくことが出来れば幸いだと思っています。そして、Entr'acteのファンサークルとしての機能も果たしていければ何も言うことはないでしょう。

現時点では主催者が僻地にいるため難しいのですが、実際に集まれる機会を近日設けたいと思っています。

「エクスペリメンタル・ミュージックって聞きなれないし、ちょっと怖いかも...」という方も、設立メンバー自身ポップミュージックやオルタナといった一般的な音楽から入った人間で構成されておりますのでご安心ください。エクスペリメンタル初心者の方でも玄人の方でもご気軽に参加していただければと思います。

今後、活動に関しての記事と共に、Entr'acteを中心とした音楽関連の記事なども書いていきますので是非ともチェックしていただければ幸いです。

※日々の活動についてはツイッターをご参照ください。